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名称 久米くめ
所在地 常陸太田市久米町(鹿島神社)
アクセス方法 国道293号線から久米西交差点で県道62号線へ北に折れ700m程度進むと東側に久米城の旗が立ち城用の駐車場がある。
周辺の目標物 久米城の駐車場を目指す。駐車場に城跡の説明板が立ち縄張図がある。
登城口 鳥居鹿島神社の鳥居。ここから参道をそのまま進むと5分程度で社殿の建つ「東の城」部分に至る。
現状 「未来へつなぐ久米城跡保存会」によりここ10年くらいで大幅に整備され、東の城、西の城、北の出城、南の出城の4つのゾーンをくまなく見ることができる遊歩道が付いている。遺構としては曲輪、堀切、土塁などが残る。史跡指定はされていないようだが国有林なので当面、大幅な改変はないであろう。
現況写真 曲輪鹿島神社社殿の西側に本城と呼ばれる城全体の本丸部分に相応する曲輪がある。これを南より望む。
図面等 縄張図駐車場に縄張図があり、配布もされていた。「図説茨城の城郭」所収のものより詳細な部分もある。
歴史 小野崎氏の一族である久米氏の城を佐竹氏が取り上げて一門の佐竹(北家)に与えたとされる。佐竹氏の秋田移封に伴い廃止された。(茨城城郭研究会「図説茨城の城郭」(国書刊行会、2006年)
踏査日 2024/3/20

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作成2024/3/25、更新---
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