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名称 永原ながはら御殿
所在地 野洲市永原
アクセス方法 野洲北中学校西約300mに所在する。
周辺の目標物 説明板御殿跡の東側に説明板が2つ立つ。そのうちの新しい方。
登城口 本丸跡南の菅原神社方向から北上すると御殿本丸跡の南東側の入口が見えてくる。
現状 竹林であったが、近時、国指定史跡になるに伴い竹林の伐採が進み遺構が明確になっている。高い土塁と周囲の堀が残る。本丸内は発掘と史跡整備の途上である。
現況写真 本丸内整備中の本丸内を東より望む。
図面等 縄張図古い方の説明板の方が縄張図は鮮明である。
歴史 徳川家康が江戸と京との往復の際の宿泊所として用いるべく整備したものである。慶長6年(1601)以降、家康、秀忠、家光の三代に亘って用いられたが、寛永11年(1634)の家光の上洛を最後に利用がなくなったので、貞享2年(1685)に御殿は廃止された。(中井均編「近江の山城ベスト50を歩く」(サンライズ、2006年)
踏査日 2024/1/7

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2024/1/11、更新---
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