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名称 上鈎かみまがり寺内
所在地 栗東市上鈎
アクセス方法 国道1号線上鈎交差点を西に進み2つの車のディーラーの間にある細い道を北に折れると天王神社が東側にある。ここから北に進んで上鈎の寺内に入る。寺内の北東部の「本丸部分」に相当する箇所に永正寺がある。
周辺の目標物 神社細い道を進むと直ぐに天王神社がある。この社は室町幕府9代将軍足利義尚がこの地に入った際に建立させたものとされる。
登城口 説明板永正寺の前に説明板が立つ。
現状 住宅街となっているが、永正寺の北西側に土塁が残り、集落の周囲に水堀の跡がある。
現況写真 土塁寺の北西側の土塁を西より望む。
図面等 平面図上鈎寺内の平面図を拡大
歴史 室町幕府9代将軍足利義尚が六角氏を討伐するために、長享元年(1487)にこの地に布陣したとされる(鈎の陣)。土塁等はその時に築かれた可能性があるが、この地が寺内町として発展するのは豊臣政権下でのこの地への移住の奨励に基づくものとされている。(中井均監修・城郭談話会編「近畿の城郭 T」(戎光祥出版、2014年)
踏査日 2024/1/7

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2024/1/11、更新2024/3/28
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