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名称 三階(安房)さんがい(あんぼう)
所在地 鉾田市安房
アクセス方法 県道2号線バイパス、パチンコ店の西側に指導標があり、ここから農道に入り北に400m進むと登城口である。
周辺の目標物 指導標県道沿いにある指導標
登城口 説明板登城口にある説明板。主曲輪までは軽トラ道が続く。比高20m、徒歩数分である。
現状 主曲輪部分は南側の土塁がよく残る。主曲輪北側は藪化している。一段下のU曲輪も藪化している。ぐるりと取り巻くその下の曲輪群は改変がなされているようで藪化もしておりよく把握できない。市指定史跡である。
現況写真 土塁主曲輪内の南側土塁を北より望む。
図面等 図登城口の説明板より図を拡大する。なお、この北側にある要害城には城の北東側からアクセスしないと入れず、空堀までは進んだが、藪化が激しく踏査は見合わせた。
歴史 階郭式の城で北から見ると3階建てのように見えたので「三階城」と呼ばれるようになったという。徳宿氏の分家がこの地に入って安房氏となったが、上杉禅秀の乱(1416年)に際し叛徒に与して滅んだとされる。後に本家筋の鹿島氏の家臣額賀氏が入った。(茨城城郭研究会「図説茨城の城」(国書刊行会、2006年)
踏査日 2023/2/11

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2023/2/13、更新---
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