名称 |
筒ケ嶽(岳)城 |
所在地 |
荒尾市府本町字小代 |
アクセス方法 |
有名なハイキングコースであるが、城跡にまっすぐ行きたい場合は、林道小岱山線から「針の耳登山口」を登ると40分程度で城跡本丸部分に至る。 |
周辺の目標物 |
筒が岳周辺の登山道の位置関係 |
登城口 |
針の耳登山口の標柱。道路を挟んだ反対側に若干の駐車スペースがある。 |
現状 |
城跡の各曲輪はほぼ登山道・遊歩道と重なっており、藪漕ぎをしなくても遺構は確認できる。ただし、各曲輪間の高低差は激しい。曲輪、堀切、土塁等が残る。 |
現況写真 |
本丸跡を南より望む。 |
図面等 |
本丸に城跡としての簡単な解説がある。 |
歴史 |
鎌倉時代に関東よりこの地に入った小代氏の城である。小代氏は平時は山麓の梅尾城を本拠とし、有事にこの城に立て籠もったとされる。城の最終的な完成は戦国期とされる。小代氏は、豊臣秀吉の九州平定以降、佐々氏続いて加藤氏に仕えて家名を存続させたが、この城自体がいつまで用いられていたのかは不明である。(村田修三編「図説中世城郭事典3」(新人物往来社、1982年)) |
踏査日 |
2022-01-09 |