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名称 鶴巣つるす
所在地 黒川郡大和町鶴巣下草字迫
アクセス方法 国道4号線から鶴巣下草地区に入り、下草児童遊園の南側の道路沿いにある「鶴巣館」の標柱に従い南下する。八幡神社前を通り未舗装道路に入るとどん詰まりに獣除けの柵があるので、このゲートを抜けて館跡への山道に入る。10分弱で四ノ丸に至る。
周辺の目標物 道路沿いにある鶴巣館の標柱。ここから右手の道に入る。道路沿いにある鶴巣館の標柱。ここから右手の道に入る。
登城口 八幡神社前から未舗装道に入り、どん詰まりに獣除け柵がある。八幡神社前から未舗装道に入り、どん詰まりに獣除け柵がある。
現状 山林である。四の丸のみ整備されているが他の曲輪は本丸も含めて薮化している。曲輪、土塁、空堀があるとされるが、把握は難しい。
現況写真 四ノ丸を南より望む。四ノ丸を南より望む。
図面等 標柱の説明部分の拡大標柱の説明部分の拡大
歴史 陸奥の名族大崎氏の分家の最上家(出羽)の一門黒川氏の館である。黒川氏は、室町時代後期に伊達氏より養子を迎えその配下となるも、黒川晴氏の代に伊達政宗の配下から離反する。その後の天正18年(1590)の豊臣秀吉による奥州仕置きにより黒川氏は領地を没収されている。この館は黒川氏が最後に本拠としたものとされ、黒川氏の領地没収と共に廃止されたようである。(「東北の名城を歩く 南東北編」(吉川弘文館、2017年)
踏査日 2021-11-07

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作成2021-12-03、更新---
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