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名称 大原(山吹)おおはら(やまぶき)
所在地 一関市大東町大原字川内
アクセス方法 一関市役所大東支所の北西側に城跡が所在する。
周辺の目標物 城跡周辺図。自動車使用の場合は搦手側の駐車場を用いると、ほぼアップダウンなく二の丸・本丸に至る。城跡周辺図。自動車使用の場合は搦手側の駐車場を用いると、ほぼアップダウンなく二の丸・本丸に至る。
登城口 公園の案内図。二の丸にも駐車できるように書いてあるが、未舗装道で道幅も狭いので、搦手での駐車が無難である。公園の案内図。二の丸にも駐車できるように書いてあるが、未舗装道で道幅も狭いので、搦手での駐車が無難である。
現状 山吹城址として整備されている。曲輪、土塁、堀切が残る。市指定史跡である。
現況写真 二の丸より本丸方向を望む。二の丸より本丸方向を望む。
図面等 本丸にある説明板本丸にある説明板
歴史 葛西氏配下の千葉氏の城で、唐梅館の千葉氏とは同族に当たる。天正18年(1590)の豊臣秀吉による奥州仕置きで葛西氏と家臣の大原千葉氏は失領したが、翌天正19年にこの地域の拠点として石田三成がこの城を整備して伊達氏に引渡している。伊達氏家臣田手氏がこの地域を拝領しているが、田手氏は城山の南東麓に居館を構えたため、城はその頃には廃止されていたのであろう。(「東北の名城を歩く 北東北編」(吉川弘文館、2017年)
踏査日 2021-11-05

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2021-12-01、更新---
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