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名称 岩切いわきり
所在地 仙台市宮城野区岩切字入山(高森山公園)
アクセス方法 高森山公園が城跡である。
周辺の目標物 高森山公園を目指す。
登城口 山道を進むと城跡入口の標示があり、数台の駐車が可能である。ここから徒歩10分弱で城の本丸跡まで行くことができる。
現状 公園として整備され、土塁、曲輪跡が残るが、北側部分は自動車道建設に伴い破壊されている。中央部の曲輪も公園化で改変が著しい。本丸以下の曲輪と堀切等が残る。国指定史跡である。
現況写真 本丸平坦面を南より望む。本丸平坦面を南より望む。
図面等 駐車スペースのある公園入口に説明板がある。駐車スペースのある公園入口に説明板がある。
歴史 鎌倉時代に陸奥国留守職となった伊沢氏は「留守氏」を称して代々この城を拠点としていた。観応2年(1351)に、留守氏はこの城を攻略されるが、後に勢力を回復し、戦国期には伊達氏に与して伊達晴宗の三男政景を養子に迎えることで伊達一門化する。留守氏は元亀元年(1570)頃に居城を利府城に移したとされ、岩切城はそれに伴い廃止されたとみられている。(「東北の名城を歩く 南東北編」(吉川弘文館、2017年)
踏査日 2021-11-07

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2021-12-03、更新---
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