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名称 楠葉くずは台場
所在地 枚方市楠葉中之芝2丁目
アクセス方法 京阪本線橋本駅から線路沿いに南西に600m程度南下すると公園となっている台場遺跡の北側部分に到達する。
周辺の目標物 周辺図周辺図
登城口 台場の遺構図。西側は河川敷、道路、鉄道になっている。台場の遺構図。西側は河川敷、道路、鉄道になっている。
現状 台場の東側のうち、特に南側の堀・稜堡がよく復旧されている。国指定史跡である。
現況写真 南側の堀を東より望む。南側の堀を東より望む。
図面等 公園内の至る所に説明図がある。台場の構造図を紹介。公園内の至る所に説明図がある。台場の構造図を紹介。
歴史 元治元年(1864)に淀川の押さえとして、対岸の高浜台場とセットで築かれた。本台場内を京街道が屈折して通り、河川だけでなく陸上交通の把握も行っていた。慶応4年(1868)の鳥羽伏見の戦いでは幕府側の拠点だったが、対岸の高浜台場を守る津藩藤堂家が朝廷側に付いて本台場を砲撃している。結局、幕府側はこの台場を持ちこたえられずに大坂方面に撤退し、軍事的な機能はこの時点で終息している。
踏査日 2020-11-22

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2021-01-08、更新---
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