名称 |
飯盛城 |
所在地 |
大東市北条 |
アクセス方法 |
野崎方面・四條畷神社方面からハイキングコースがあるが、東側麓の楠公寺まで車で寄せることもできる。 |
周辺の目標物 |
城の縄張り図。「馬場」とあるのが楠公寺で駐車も可能である。 |
登城口 |
あちこちに標示があり、迷うことはない。本郭東側下に戦国期の石積がある。他所にも石積はあるが、築造時期が後世の可能性がある。 |
現状 |
史跡として整備され、遺構としては曲輪、土塁、堀切、石積などが残る。令和3年中の国指定史跡を目指すとされている。 |
現況写真 |
本郭を北側より望む(楠木正行の銅像が建つ)。 |
図面等 |
城跡についての説明部分を拡大 |
歴史 |
戦国期に河内守護代木沢氏が築いた城である。永禄4年(1561)に三好長慶がこの城を本拠にして、三好氏の畿内支配の中心地となった。長慶没後も城は三好氏の重要拠点であったが、天正4年(1576)に織田信長が城を攻略して、以降、廃城となっている。なお、楠木正行は当城とは無縁であるが、山麓の四條畷の戦いで戦死(1384年)したことに因んで銅像等が建てられている。(「近畿の城郭 V」(戎光祥出版、2016年)) |
踏査日 |
2020-11-22 |