ホーム 城塞史跡協会について 調査報告 活動報告
名称 黒井くろい
所在地 丹波市春日町黒井
アクセス方法 黒井小学校を目標に進む。付近に2カ所駐車場があり、駐車スペースは十分にある。比高250mで登山口から35分程度で本城(本丸・二の丸)部分に至る。
周辺の目標物 周辺図周辺図
登城口 下館跡の興禅寺南面にも石垣がある。寺の南側の駐車場は広く、トイレや案内板も整備されている。下館跡の興禅寺南面にも石垣がある。寺の南側の駐車場は広く、トイレや案内板も整備されている。
現状 国指定史跡として整備され、曲輪、石垣、堀切が良く残る。本丸・二の丸部分の虎口は登山者の増加で傷みが激しく、仮設の階段で上るようになっている。また、同様の理由で本城周辺では立ち入り禁止となっているゾーンがある。
現況写真 二の丸平坦面(南東)より本丸を望む。二の丸平坦面(南東)より本丸を望む。
図面等 麓の城跡概念図。西の丸から千丈寺砦まで道は付いている。麓の城跡概念図。西の丸から千丈寺砦まで道は付いている。
歴史 赤井直正の城として有名である。直正は天正3年(1575)頃から織田氏と敵対するが、天正6年に病没し、翌7年に織田氏の部将明智光秀がこの城を接収している。光秀滅亡の後は羽柴秀吉の家臣堀尾吉晴が城主となるが、天正12年頃までには廃城となっている。(「近畿の城郭 X」(戎光祥出版、2018年)
踏査日 2020-09-22

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2020-10-15、更新---
email:castles