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名称 来島くるしま
所在地 今治市来島
アクセス方法 今治市波止浜から渡船に乗り5分程度で来島に至る。城跡は渡船場から5分程度である。
周辺の目標物 東側から見た来島城の本丸部分東側から見た来島城の本丸部分
登城口 来島の渡船場近くに城の説明板、縄張り図等があるので、これを確認して城に向かう。本丸の比高は40m程度である。来島の渡船場近くに城の説明板、縄張り図等があるので、これを確認して城に向かう。本丸の比高は40m程度である。
現状 二の丸に村上神社があり、本丸平坦面は鉄塔が立つ。曲輪の平坦面が遺る。島の周囲にある船着用のピットは満潮だったため確認できなかった。
現況写真 本丸平坦面を南より望む。本丸平坦面を南より望む。
図面等 渡船場近くの説明板を拡大渡船場近くの説明板を拡大
歴史 いわゆる村上水軍のうちの来島(村上)氏の本拠である。来島氏は、伊予守護河野氏の庇護を受けてこの地を拠点に伊予北部にも勢力を伸ばす。戦国期に織田氏が西進してくると、毛利・河野連合から織田氏へと鞍替えし、毛利・河野氏から攻撃を受け、一時、来島氏はこの地を捨てて羽柴秀吉の庇護下に入る。天正13年(1585)の豊臣秀吉の四国征伐に際しては、来島氏は先鋒として伊予攻めに加わり、本領来島以下を回復する。関ヶ原合戦後、来島氏が豊後に移封されたことにより城は廃止された。
踏査日 2020-07-05

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2020-07-13、更新---
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