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名称 鹿島かしま
所在地 松山市北条辻(鹿島)
アクセス方法 松山市北条辻の鹿島に城跡がある。対岸の渡船場から島に渡って麓から15分程度で山頂である。
周辺の目標物 鹿島の案内図。北条駅から渡船場まで徒歩10分程度、渡船は日中は1時間に3便ある。乗船時間は5分弱である。鹿島の案内図。北条駅から渡船場まで徒歩10分程度、渡船は日中は1時間に3便ある。乗船時間は5分弱である。
登城口 鹿島の渡船場から地図に従い数分で登山口に至る。道はしっかりしている。比高は110m程度である。鹿島の渡船場から地図に従い数分で登山口に至る。道はしっかりしている。比高は110m程度である。
現状 展望台のある山頂の曲輪Aと休憩小屋のある曲輪Bを中心にいくつかの平坦面があり、AとBについては一部周囲に石垣が残るとされる(今回は悪天候で確認できなかった)。
現況写真 山頂の曲輪Aを東より望む。山頂の曲輪Aを東より望む。
図面等 曲輪Bに図面付きの説明板が立つ。曲輪Bに図面付きの説明板が立つ。
歴史 鹿島は神社を祀る信仰の島であるが、15世紀末にはこの地の城が確認されている。戦国期には河野氏方の水軍の城だったが、天正13年(1585)の豊臣秀吉の四国征伐に際して、豊臣方の来島氏が小早川氏に協力して城を落とし、戦後は来島氏の城となる。関ヶ原合戦後、来島氏が豊後に移封されたことにより城は廃止された。(村田修三編「図説中世城郭事典 3」(新人物往来社、1987年)
踏査日 2020-07-04

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2020-07-13、更新---
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