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名称 羽黒はぐろ
所在地 犬山市羽黒字城屋敷
アクセス方法 名鉄小牧線羽黒駅北西500mにある興膳寺の北側が城跡である。
周辺の目標物 羽黒城跡の説明板に周辺案内図があり、これを参照する。羽黒城跡の説明板に周辺案内図があり、これを参照する。
登城口 興禅寺の北側にある土塁を東より望む。この地点の北東から城跡にへの指導標がある。興禅寺の北側にある土塁を東より望む。この地点の北東から城跡にへの指導標がある。
現状 古墳、竹林、宅地等である。土塁が若干残る。
現況写真 城跡の最高部は古墳の転用である。頂部に城址碑が立つ。城跡の最高部は古墳の転用である。頂部に城址碑が立つ。
図面等 説明板は2つあったが、古い方を参照する。説明板は2つあったが、古い方を参照する。
歴史 鎌倉時代から梶原氏の居館がこの地にあった。興禅寺の土塁は居館のものかもしれない。戦国時代も梶原氏はこの地にあって3000石程度の所領を有したが、最後の当主梶原義景は天正10年(1582)に本能寺で織田信長に殉じて戦死し、梶原家は断絶する。天正12年の小牧・長久手の戦いにおいては、羽柴秀吉方の山内一豊等がこの地に布陣しており、梶原氏の城館がこの際に大幅に改修された可能性がある。城は戦役後に廃止されたようである。
踏査日 2020-03-21

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2020-03-26、更新---
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