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名称 高根たかね
所在地 浜松市天竜区水窪町地頭方
アクセス方法 主要な登城路は2つあるが、水窪中学南西角から西に折れて進む道を今回は用いた。やや傾斜は急だが所要時間は短いと思われる。
周辺の目標物 水窪中学の南西角に城への標示がある。写真右手の標示が城山の西側に出る道を示す。
登城口 周辺図西側の道の入口の駐車場に周辺図がある。
現状 本曲輪には神社があるほか、復元された塀、櫓台等が建つ。遺構としては曲輪、土塁、堀切が残る。
現況写真 曲輪南側から三曲輪、二曲輪を望む。一番奥が本曲輪である。
図面等 縄張図西側からの登山道の途中に立派な縄張図があった。
歴史 南北朝時代に南朝型方の奥山氏が築いたとされる。元亀3年(1572)の武田信玄の遠江侵攻においては、信濃・遠江間の「繋ぎの城」として整備された。天正4年(1576)に武田勢力が遠江から駆逐されるに伴い、利用価値を失ったようである。(加藤理文・中井均編「静岡の山城ベスト50を歩く」(サンライズ、2009年)
踏査日 2020/2/24

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作成2020/3/9、更新---
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