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名称 上月こうづき
所在地 佐用町上月(荒神山)
アクセス方法 上月歴史資料館の向かいから登山口が発している。
周辺の目標物 登城口付近にある周辺案内図登城口付近にある周辺案内図
登城口 歴史資料館前の道が広くなっているところの反対側から登山道が出ている。歴史資料館前の道が広くなっているところの反対側から登山道が出ている。
現状 史跡として整備され、曲輪、堀切が残る。
現況写真 T曲輪を西より望む。T曲輪を西より望む。
図面等 T曲輪にある縄張図T曲輪にある縄張図
歴史 当初、上月氏の手によって北の太平山に築かれていた城は、室町中期には荒神山に移されている。嘉吉の乱で上月氏は滅亡し、以降、赤松氏、尼子氏等により争奪が繰り返される。天正5年(1577)に羽柴秀吉がこの城を攻略して尼子勝久・山中幸盛に守らせるが、天正6年に毛利軍が大軍で攻撃し、別所氏の離反でこの地の防衛が難しくなった羽柴軍が撤収したため城は和議・開城した。その際、尼子勝久は切腹し山中幸盛は連行されて殺害されている。以降、城は廃止されている。(「近畿の城郭 V」(戎光祥出版、2016年)
踏査日 2020-01-12

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2020-01-17、更新---
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