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名称 第二海堡だいにかいほ砲台
所在地 富津市洲端2433
アクセス方法 国土交通省の所有地で立ち入り禁止であるが、ツアー会社等の主催する「上陸ツアー」に申し込めば立入りが許可される。
周辺の目標物 西側から見た第二海堡。周辺の護岸工事は平成10年代以降になされたもの。西側から見た第二海堡。周辺の護岸工事は平成10年代以降になされたもの。
登城口 船着き場周辺には「間知石(けんちいし)」と呼ばれる築城当時の護岸石垣が残る。船着き場周辺には「間知石(けんちいし)」と呼ばれる築城当時の護岸石垣が残る。
現状 灯台、海上災害防止センターの訓練施設等がある。
現況写真 海堡中央の27p連装砲塔跡より西側を望む。東側は今回立ち入れなかった。海堡中央の27p連装砲塔跡より西側を望む。東側は今回立ち入れなかった。
図面等 図面、説明板等の設置はなかった。15p砲3基の基部を南東より望む。図面、説明板等の設置はなかった。15p砲3基の基部を南東より望む。
歴史 東京湾要塞の一部として明治22年(1889)に起工し、明治32年に概成、大正3年(1914)に完成とされる。備砲は対艦用の27p加農砲6門、15p加農砲4門であった。大正12年の関東大震災で大破し対艦砲は撤去されたが、横須賀軍港防衛のため海軍が高角砲2基を設置し、第二次大戦末まで軍事施設としては機能していた。昭和20年に進駐軍によって軍事施設としての機能は完全に破壊された。
踏査日 2019/4/13

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2019/4/15、更新---
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