公園の案内板。「猿島」とある辺りが台場の主要部分である。
公園南側の菖蒲園は台場の外堀跡で石垣が残る。
台場主要部の馬蹄形の土塁を南より望む。
明治・大正期の公園図。台場の遺構がより残っていたことが判明する。| 名称 | |
|---|---|
| 所在地 | 堺市堺区大浜北町4丁3番50号（大浜公園） |
| アクセス方法 | 南海本線堺駅西300mに所在する大浜公園が台場跡である。 |
| 周辺の目標物 | 公園の案内板。「猿島」とある辺りが台場の主要部分である。 |
| 登城口 | 公園南側の菖蒲園は台場の外堀跡で石垣が残る。 |
| 現状 | 公園となって却って破壊が進んだ部分もあるが、土塁、堀跡、石垣が残る。 |
| 現況写真 | 台場主要部の馬蹄形の土塁を南より望む。 |
| 図面等 | 明治・大正期の公園図。台場の遺構がより残っていたことが判明する。 |
| 歴史 | 安政元年（1854）にロシア船が大阪湾に入ったことを受けて、幕府は同年中に南台場を急造し、翌安政２年には北台場を建設した。本南台場は、元治元年（1864）には西洋式砲台に大改造され、大砲18門を備えた。明治に入ると台場は陸軍省の所管となるも軍事施設としての意義は失われ、堺市に移管されて公園となっている。なお、堺北台場の遺構はほぼ壊滅している。 |
| 踏査日 | 2018-05-05 |
