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名称 篠川ささがわ
所在地 郡山市安積町笹川字東舘
アクセス方法 県道355号線と105号線の合流点から北上して最初に右に入る路地を100m程進むと城跡に至る。
周辺の目標物 石柱県道355号線沿いに立つ石柱
登城口 東舘稲荷路地を進むと本丸と二の丸の間の堀切に出る。北側が本丸で東舘稲荷が建つ。
現状 本丸は東舘稲荷の境内、南にある二の丸は民家と農地である。遺構は土塁と空堀である。
現況写真 土塁社殿の建つ本丸土塁を南より望む。
図面等 説明板神社入口に石造の説明板が立つ。
歴史 二代目鎌倉公方足利氏満の次男満直が応永6年(1399)にこの地に入って城を構えた(篠川公方)。満直は鎌倉公方足利持氏が起こした永享の乱(1439)においては将軍に与したが、持氏派の結城氏の襲撃を受けて永享12年(1440)に自害している。これによって篠川公方は消滅するが、城自体は須賀川の二階堂氏あるいは伊達氏に用いられた。江戸時代に入り、奥州街道が城地を貫通したことで、城は明確に廃された。
踏査日 2017-05-02

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2017-05-17、更新---
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