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名称 岩殿いわどの
所在地 大月市賑岡町強瀬
アクセス方法 大月市街から国道139号線を北上、桂川を渡ったすぐ左に市営駐車場がある。そこから更に170m程東進したところに登城口がある。
周辺の目標物 岩殿山大月市街(駅)から北東に見える岩殿山が城跡である。屹立する岩盤と中腹に掲げられた「岩殿城跡」の看板で間違えようもない。
登城口 表示岩殿城跡入口の表示がある。山頂迄整備された登山道が続く。途中岩殿山方面と、大手門跡−築坂峠−兜岩−稚児落とし方面と続くハイキングコースに分岐する。
現状 山頂部一帯も公園として整備され、随所に説明版が設置されている。乃木大将詩碑の立つ南物見台からの富士は絶景。
現況写真 本丸西から見た本丸。大月中継局が設置されている。
図面等 案内図。南麓丸山公園の岩殿山ふれあいの館に掲示されている案内図。
歴史 古代より東麓円覚寺の山岳修験道場であった。築城経緯は不明であるが、16世紀半ば迄に武田氏により相模との境城として取り立てられたとの説が有力である。武田氏滅亡後は徳川氏の対北条氏拠点として鳥居元忠に与えられた。(岩殿山総合学術調査会「岩殿山の総合研究」(大月市教育委員会、1998年))廃城時期も不明乍ら、豊臣政権時代に郡内領の本城は谷村に移り、岩殿城は廃されたものと思われる。
踏査日 2017-05-03

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作成2017-06-17、更新---
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