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名称 龍王りゅうおう
所在地 宇佐市安心院町竜王
アクセス方法 県道50号線竜王橋の南側から直進して竜王の集落内に入ると東側に麓の石垣がある。その少し先から海神社に上がる林道に入り、終点から徒歩10分程度で山頂の遺構に至る。
周辺の目標物 麓にある石垣が目印となる。麓にある石垣が目印となる。
登城口 石垣のあるところから少し南に進むと林道の入口である。海神社前で駐車でき、そこからの山道は石段で足場は良い。石垣のあるところから少し南に進むと林道の入口である。海神社前で駐車でき、そこからの山道は石段で足場は良い。
現状 山麓に石垣があるほか、山頂には曲輪跡が残り、周縁部に石垣も散見される。市指定史跡である。
現況写真 テレビ塔の建つ山頂の平坦面を西より望む。テレビ塔の建つ山頂の平坦面を西より望む。
図面等 麓の石垣のところに説明板が立つ。麓の石垣のところに説明板が立つ。
歴史 室町時代以降、地元の安心院氏の城として用いられていた。慶長5年(1600)の関ヶ原合戦後、豊前は細川氏の領地となり、同氏はこの城を改修して支城としており、現在の遺構は細川氏の手によるものと考えられている。元和元年(1615)の一国一城令によるこの城は破却され、寛永9年(1632)に細川氏が肥後に移封した後、この地に入った松平氏は城跡の隣接地に陣屋を築くが、この松平氏も寛永16年(1639)には高田に移り、陣屋も廃された。
踏査日 2017-01-09

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2017-01-20、更新---
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