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名称 宍戸ししど
所在地 笠間市平町
アクセス方法 JR水戸線宍戸駅から南に200m進んだところにある土塁の残欠上に末廣稲荷社が建つ。その周囲が城跡である。
周辺の目標物 宍戸駅から南下する。
登城口 鳥居道の東側に稲荷の鳥居がある。
現状 城跡は宅地化し、僅かに一条の土塁の残欠があるのみである。
現況写真 土塁北西より土塁の状況を写す。
図面等 土塁周囲に地域についての説明板が立つが大きなものなので省略。
歴史 鎌倉時代からこの地は、小田氏の一族である宍戸氏の拠点であった。慶長7年(1602)に宍戸氏はこの地を去り、秋田氏が5万石で入部する。宍戸城はこの際に本格的に築かれたものと考えられる。秋田氏は正保2年(1645)に三春に転出し、天和2年(1682)からは水戸徳川家の分家が1万石の大名としてこの地を支配している。(茨城城郭研究会「図説茨城の城」(国書刊行会、2006年)
踏査日 2016/11/20

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作成2016/11/29、更新---
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