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名称 中居なかい
所在地 鉾田市中居
アクセス方法 県道18号線から鉾田市札818-1にある釣具屋「ベストフィッシュ」のところで東に折れ中居集落に入ると民家の脇に小さな案内が立ち、ここから山に入ると城跡である。
周辺の目標物 指導標道路脇に小さな指導標が立つ。登城口の脇に説明板も立つ。
登城口 説明板説明板によると民家脇の現在の登城口が大手口となる。
現状 山林であり曲輪、空堀、土塁が残る。城の東側部分は土取により消滅している。市指定文化財である。
現況写真 土塁T曲輪南東角の土塁。T曲輪内は竹林で探索しやすいがU曲輪は藪化してかなり荒れている。
図面等 縄張図登城口の説明板にあった縄張図を拡大
歴史 鎌倉時代に鹿島氏の一族がこの地に入って中居氏を名乗り戦国時代まで存続した。中居氏は天正19年(1591)の佐竹氏の鹿行地域平定作戦に際して逃亡し、当主秀幹は後に殺害されている。城もその時期に廃止されたと見られる。(茨城城郭研究会「図説茨城の城」(国書刊行会、2006年)
踏査日 2016/2/27

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作成2016/3/2、更新---
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