ホーム 城塞史跡協会について 調査報告(国内) (海外) 活動報告
名称 億載金(二鯤シン砲台)おくさいきん(にこんしんほうだい)
所在地 中華民国台南市
アクセス方法 台南市のより海に近い場所にあり、やはり史跡として整備されているため、アクセスは容易である。バスが充実しているが、面倒であればタクシー利用でも良いであろう。
周辺の目標物 市街図億載金城のバス停至近。
登城口 橋バス停からすぐのところにあり、迷うことはないであろう。
現状 稜堡や塁壁、濠が残存している。塁壁の一部が発掘され、当時の弾薬庫の遺構がガラス越しに観察できるようになっている。
現況写真 濠稜堡から濠を望む。
図面等 案内板案内板が設置されている。
歴史 清朝が海防のため建設した要塞である。1871年の日本による台湾出兵を受け、林則徐の娘婿である沈葆驍フ指導によって1874年に着工、1876年に完成した。その後の日本統治下で廃れていたが、戦後に現状のように修築されたという。要塞を囲む濠は貸しボートで巡ることができ、要塞を変わった視点で見ることができるが、月曜日はボートの定休日である。
踏査日 2015/8/23

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2016/3/28、更新---
email:castles