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名称 岩村いわむら
所在地 恵那市岩村町城山
アクセス方法 乗用車で行く場合は、国道257号線から城山方面に入る。本丸下の出丸が駐車場となっている。
周辺の目標物 出丸に城跡の図面がある。出丸に城跡の図面がある。
登城口 城跡は広大であり見所が多い。本丸東側の石垣。城跡は広大であり見所が多い。本丸東側の石垣。
現状 史跡として整備されているが、2の丸以下山林となつている箇所も多い。近世城郭としての石垣が残る。県指定史跡で、日本三大山城の一つとされる。
現況写真 本丸北側の石垣。六段積みの特徴的な石垣である。本丸北側の石垣。六段積みの特徴的な石垣である。
図面等 本丸に立つ説明板本丸に立つ説明板
歴史 16世紀初めに遠山氏の居城となる。最後の当主遠山景任は織田信長の叔母を室にするも一貫して武田氏っていた。元亀3年(1572)に景任が病死すると、織田信長は息子の御坊丸を養子に入れて城主とするが、武田氏がこれを放逐して秋山虎繁を城主とし、信長の叔母の婿としてしまう。天正3年(1575)の長篠合戦の後、織田氏は岩村城を半年包囲して攻略し、秋山虎繁以下を処刑し、信長の叔母もこの際、処刑されたとされる。関ヶ原合戦後は譜代大名松平家乗が城主となり、同家が2万石で幕末まで領主となった。現存の石垣の多くは松平氏時代の築造に係るものである。(「岐阜の山城ベスト50を歩く」(サンライズ出版、2010年)
踏査日 2014-11-02

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2014-11-13、更新---
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