名称 |
本證寺寺院城郭 |
所在地 |
安城市野寺町野寺26 |
アクセス方法 |
県道294号線を南下すると東側に堀と櫓風の建造物があり、これが本證寺である。 |
周辺の目標物 |
県道を南下すると櫓風建物が見える。 |
登城口 |
北上した場合は、残存する内堀が見え、その先に山門と櫓風建物が見える。 |
現状 |
内堀の内側が本證寺の境内として残り、特に東面の堀・石垣は見事に残る。外郭部分の堀も一部残存している。また、一部土塁も残存する。市指定史跡 |
現況写真 |
櫓風建物を境内内より望む。 |
図面等 |
案内板、図面等は見当たらなかった。 |
歴史 |
建永元年(1206)頃、親鸞門侶の慶円により開創された。戦国時代には、三河の一向宗の三箇寺の一つとして、三河一向一揆の中心的な寺院であった。三河一向一揆は松平家康に叛旗を翻して戦ったが、永禄7年(1564)の小川の戦いでの敗北により当寺住職の空誓も逃走し、一時廃寺となった。その後、寛文3年(1663)までには再興したとされ、現存の建物は江戸時代の建築である。 |
踏査日 |
2014-05-03 |