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名称 高山こうやま
所在地 肝付町新富本城中
アクセス方法 県道561号線沿いにある本城集落センター(旧本城小学校跡地)の裏手が城山で、登山道もセンター裏から出ている。
周辺の目標物 集落センターの遠景。県道沿いに「高山城跡」の石碑も立つ。集落センターの遠景。県道沿いに「高山城跡」の石碑も立つ。
登城口 センターの裏手に案内板が立つ。これを参考に城跡に入る。センターの裏手に案内板が立つ。これを参考に城跡に入る。
現状 山林であり、曲輪、土塁、堀切が残る。シラス台地の城で、曲輪間移動は一旦堀底道に降りてからまた、隣接曲輪に上がることとなるため、時間を要する。国指定史跡である。
現況写真 本丸の平坦面。奥に土塁が見える。本丸の平坦面。奥に土塁が見える。
図面等 案内板の縄張図部分を拡大。案内板の縄張図部分を拡大。
歴史 大隅の雄族肝付氏の本拠地である。肝付氏は平安時代からこの地を本拠として大隅半島を支配していた。戦国時代、肝付氏は島津氏と戦い、次第に支配領域を奪われて天正2年(1574)に島津氏に降伏する。そして、島津氏は天正8年に肝付氏を阿多に移し、肝付氏の高山城支配は終わった。※村田修三編「図説中世城郭事典3」(新人物往来社、1982年)に載っている高山城の縄張図は別の城の図の竄入なので注意されたい。
踏査日 2014-01-12

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2014-01-27、更新---
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