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名称 頭陀寺ずだじ
所在地 浜松市南区頭陀寺町(頭陀寺第一公園)
アクセス方法 名刹頭陀寺の約150m南にある公園が頭陀寺城跡である。
周辺の目標物 頭陀寺町北の交差点から少し南に進むと「頭陀寺」への標示が出ている。
登城口 「頭陀寺」山門から南に見える緑地が頭陀寺第一公園である。
現状 公園となっているが、遺構は土塁の残欠らしき微高地以外は何もない。
現況写真 微高地土塁の残欠らしき微高地を南より。
図面等 碑「松下嘉平次屋敷」跡の碑が立つ。
歴史 平安時代から名刹として栄えた頭陀寺が室町時代は城郭構になっていたようで、その一部が今川家配下の松下氏の城として機能していた。戦国期の城主は松下長則・之綱が居城し、豊臣秀吉が若年期に3年ほど使えていたことがある。城は、永禄7年(1564)に今川氏によって焼き払われて廃城となった。松下之綱は秀吉によって取り立てられ近世大名の道を歩むが、江戸時代に松下一族がこの地に屋敷を構えて「松下嘉平次」を名乗り、城跡の一部はその屋敷地として機能していたようである。
踏査日 2013/09/07

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2013/09/09、更新---
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