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名称 名島なじま
所在地 福岡市東区名島(名島城址公園)
アクセス方法 公園の入口は2つあるが、名島神社境内を経て入る道が分かりやすい。公園は夜間閉鎖され、開園は午前9時、閉園は午後7時(10月から3月は午後5時)である。
周辺の目標物 名島神社を目指す。神社は西鉄貝塚線名島駅から西に約1kmである。
登城口 神社境内から公園への入口神社境内から公園への入口
現状 公園として整備されている。本格的に整備されたのは2012年4月である。公園は城跡の本丸周辺の一部にとどまっている。礎石、石垣の一部が残っている。      
現況写真 公園整備の際に出土した大手の石垣公園整備の際に出土した大手の石垣
図面等 公園の案内図公園の案内図
歴史 元は筑前立花山城の出城であったが、天正15年(1587)に、九州征伐の報奨として筑前一国を与えられた小早川隆景が、この城を本拠とすることとして大々的な築城を行った。慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いの結果、隆景の養子秀秋は岡山に転封され、黒田長政に筑前は与えられた。長政は立地的に城下町の整備の余裕が無い名島城を廃城とし、福岡城を築城することとしたため、名島城からは建材が多く運び出され、石垣遺構は余り残っていない。
踏査日 2012/09/15

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2012/09/20、更新---
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