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名称 益富(大隈)ますとみ(おおくま)
所在地 嘉麻市中益(益富城自然公園)
アクセス方法 国道211号線から標示に従い山に入る。駐車場から案内に従い徒歩10分程度で本丸に至る。麓からの比高は150m程度である。
周辺の目標物 国道にある益富城への案内標示国道にある益富城への案内標示
登城口 駐車場から少し上がったところにある案内板駐車場から少し上がったところにある案内板
現状 本丸以下の曲輪、竪堀、土塁、本丸周辺の石垣が綺麗に残る。
現況写真 本丸北側の石垣本丸北側の石垣
図面等 本丸に詳細な縄張り図がある。本丸に詳細な縄張り図がある。
歴史 永享年間(1429-41)に大内氏が築城したとされる。戦国時代には争奪戦の対象となり城主が度々入れ替わった末、秋月氏の城となり、秀吉の九州征伐で秋月氏が移封された後も城は存続した。慶長5年(1600)の関ヶ原合戦の戦功により筑前一国に封ぜられた黒田長政は、隣接する豊前の細川家と緊張関係にあったため、豊前国境の城を整備し、この城もその一環として後藤又兵衛ついで母里太兵衛を城主にして整備を行った。元和元年(1615)の一国一城令により廃止された。(広崎篤夫「福岡県の城」(海鳥社、1995年)
踏査日 2012/09/17

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2012/09/21、更新---
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