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名称 鍋山なべやま
所在地 高山市漆垣内町、松之木町
アクセス方法 漆垣内町と松之木町にまたがる独立峰が城跡である。四天王神社の横に登山口がある。
周辺の目標物 遠景国道361号線漆垣内町交差点の50m北から農道を入り、四天王神社を目指す。本丸までは約30分だが、曲輪を全て回るには所要90分。
登城口 獣除けの柵神社の横に獣除けの柵があり、その扉を開けて登山道に入る。
現状 本丸虎口に石垣が残るほか、各曲輪には土塁や平坦面が残る。県指定史跡
現況写真 本丸の石垣本丸の石垣
図面等 案内板本丸に案内板があったが、不明瞭であった。
歴史 鍋山安室が天文年間に築城。三木自綱に従属してその弟の顕綱を養子にするも、顕綱に城を追われる。その後、自綱は武田氏に内通したとして顕綱を誅殺、自分の次男秀綱を鍋山城に入れる。天正13年(1585)、佐々成政と結んでいた三木氏は羽柴方の金森長近により滅亡。飛騨を拝領した長近は鍋山城に入城して修築を始めるも、発展性に乏しいとして、高山城を築城して鍋山城は廃城となった。
踏査日 2012/05/05

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2012/08/26、更新---
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