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名称 勝軍山(北白川)しょうぐんやま(きたしらかわ)
所在地 京都市左京区一条松原町(瓜生山山頂)
アクセス方法 狸谷山不動院の奥の院のある瓜生山山頂に城跡は所在する。比高200mである。
周辺の目標物 道狸谷山不動院信徒会館脇から奥の院に通じる道が出ている。ここから15分程度で本丸に至る。
登城口 第十八番本丸までは「三十六童子めぐり」の順路をそのまま進んでも良いが、途中の「第十八番」のところからショートカットで山頂に行くこともできる。
現状 曲輪、空堀が残っている。
現況写真 本丸本丸部分の平坦面を東より望む。
図面等 説明板山頂部分に瓜生山についての説明板があり、城についても言及されている。
歴史 細川高国が永正17年(1520)にこの地に陣を築いたのが城の嚆矢である。高国は戦勝を記念して本丸部分に「勝軍地蔵」を勧請したのが城名の起源となった。足利将軍家をはじめとして、畿内の諸勢力がたびたびこの城を用い、元亀元年(1570)に明智光秀が浅井・朝倉軍に対抗して数ヶ月この城に入ったのが、確認される最後の使用例とされる。
踏査日 2011/10/08

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2011/10/17、更新---
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