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名称 国吉くによし
所在地 美浜町佐柿
アクセス方法 国道27号線から城跡標示に従い東に入ると駐車場がある。そこから徒歩数分で登城口に至る。美浜駅からタクシーで1000円程度である。
周辺の目標物 周辺地図若狭国吉城歴史資料館の標示が目印となる。周辺全体の地図を掲載。
登城口 堀切資料館近くの粟屋勝久館から更に山に続く道が登山道である。徒歩15分程度で本丸に至る。比高は67mである。途中の堀切を掲載。
現状 本丸部分、堀切、出丸等の遺構が良く残る。町指定史跡
現況写真 土塁本丸の平坦部分と土塁を西より望む。
図面等 図面国吉城部分の図面を拡大
歴史 天文年間(1532-55)に築かれた粟屋氏の城である。永禄6年(1563)から同12年にかけて、朝倉氏は断続的にこの城を攻撃したが、当主粟屋勝久は城を守りきった。勝久は織田氏に与して後に別の所領を与えられ、豊臣時代には木村重滋が城主となる。文禄4年(1595)に重滋は秀次事件に連座して自殺し城は廃されたようである。
踏査日 2010/10/09

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2010/10/21、更新---
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