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名称 一乗谷(一乗山)いちじょうだに(いちじょうやま)
所在地 福井市城戸ノ内町
アクセス方法 県道18号線の下城ノ内バス停近くの橋を渡り八幡神社の鳥居の手前から南に進む林道に入る。林道沿いに標示があるのでそれに従い登山道に入る。一の郭部分まで所要約1時間である。整備状態は良いが険しい山道なので足拵えには意を用いられたい。なお、諏訪館跡、英林塚方向からの登山道は通行止めとなっている。山城直前の山道の分岐点でもこの方面には降りられないようにテープが張られていた。
周辺の目標物 橋一乗谷川に架かる橋。ここから左手に少し進むと八幡神社の鳥居が見える。
登城口 林道からの分岐林道からの分岐。この先、砂防ダムの脇を経て山頂に進む。
現状 千畳敷と呼ばれる広い曲輪内に土塁が残る。一の丸、二の丸内を山道は通っておらず、藪化している。国指定史跡の一部
現況写真 千畳敷千畳敷の平坦面
図面等 案内板山麓の休憩所周辺に複数の案内板がある。
歴史 一乗谷は越前守護から戦国大名になった朝倉氏の本拠である。城は一乗谷にある朝倉氏館の「詰の城」として機能していたが、築城は南北朝時代にはなされていたものと考えられている。天正元年(1573)に朝倉氏が織田氏に滅ぼされると一乗谷は烏有に帰し城も廃止された。
踏査日 2010/10/11

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2010/10/12、更新---
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