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名称 香宗我部(香宗)こうそがべ(こうそ)
所在地 香南市野市町土居
アクセス方法 県道231号線の香宗川にかかる香宗川橋の南西たもとに土塁の残欠と説明板が立つ。
周辺の目標物 香宗川橋西側たもとから見た土塁香宗川橋西側たもとから見た土塁
登城口 県道30号線沿いに地図があり、その小道を東に進むと城跡南面を探索できる。県道30号線沿いに地図があり、その小道を東に進むと城跡南面を探索できる。
現状 城跡は宅地と農地となり、土塁が断片的に残っている。
現況写真 城跡南側に残る土塁の残欠城跡南側に残る土塁の残欠
図面等 県道231号沿いに残る土塁の麓に案内板が立つ。県道231号沿いに残る土塁の麓に案内板が立つ。
歴史 南北朝時代にこの地に入った中原氏が築いた館である。中原氏は後に香宗我部氏を名乗り、香美郡の有力土豪となる。戦国時代に入ると、香宗我部氏は隣接の安芸氏に圧迫されたため長岡郡を本拠とする長宗我部氏と接近し、同氏当主国親の三男親泰(元親の弟)を当主に迎え、長宗我部氏と同族関係になった。香宗我部親泰は、兄元親の四国統一戦争において軍代あるいは外交担当として活躍するが、文禄年間には子供の親氏ともども病死し、幼少の親和が相続するが、関ヶ原合戦の敗北で長宗我部氏は滅亡し香宗我部氏も土佐を退去した。
踏査日 2008/06/22

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2008/06/26、更新2008/06/30
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