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名称 河村かわむら
所在地 山北町山北
アクセス方法 JR御殿場線山北駅から国道246号線を挟んで南にある山城である。河村城址公園となっており複数の登山口があるが、駅から城址中心部まで徒歩20分程度である。
周辺の目標物 車の場合は国道246号線から熊翁寺の東脇を進むと公園入口・駐車スペースに至る。
登城口 案内板公園の案内板
現状 山頂部に本城郭以下の曲輪・堀切(畝堀等)が良好に残っている。北郭、西郭は樹木が残るが、他の郭は伐木されて芝生が貼られ見通しが極めて良い。
現況写真 本城郭平坦部本城郭平坦部を南より望む。
図面等 図面蔵郭に詳細な図面が立っていた。
歴史 在地の勢力河村氏の城で、南北朝期の河村氏は南朝に着いて足利軍に包囲され、落城・族滅の結果となった。室町時代は大森氏の属城となり、伊勢新九郎が小田原城に入ってからは北条氏の城となった。北条氏は駿河との境目の城としてこの城を重視し、相当の補強を行っている。天正18年の北条氏滅亡と共に、廃止されたものとみられている。
踏査日 2008/01/26

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2008/01/28、更新---
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