ホーム 城塞史跡協会について 調査報告 活動報告
名称 村上むらかみ
所在地 村上市本町字臥牛山
アクセス方法 JR村上駅から西方向に約2kmで大手の登り口に至る。
周辺の目標物 城址碑大手登り口にある城址碑。麓から山上の城域まで徒歩15分程度である。
登城口 図面臥牛山東麓には本庄氏時代の遺構が残る。そちらへのアクセスルートも山上には示されている。
現状 近世村上城の遺構(石垣)が三の丸、二の丸、本丸と残っており整備状況は良い。また、東麓側には中世の遺構が残るが、こちらは草木が茂っていて見通しが悪い。国指定史跡
現況写真 二の丸入口二の丸入口部分の石垣。近時、城域では各所で石垣等が補修されている。
図面等 図面山上部分の図面
歴史 室町時代から戦国時代にかけては揚北衆(阿賀野川以北の豪族)の中で最大の勢力を誇る本庄氏の居城で、当時は「本庄城」と呼ばれた。慶長3年(1598)に上杉氏が会津に転封になると、村上氏が9万石でこの地に入って城を拡充し、更に元和6年(1620)に村上氏の後に入封した堀氏が大幅に手を入れて現存の遺構のような城になったとされる。(大家健「図説中世の越後」(野島出版、1998年)
踏査日 2007/09/24

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2007/09/25、更新---
email:castles