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新宮城跡の案内板について

2007年4月28日に調査した新宮城跡駐車場にある案内板は調査報告掲載の写真のとおり劣化が激しく、また、添付の写真のとおり倒壊していたため喜多方市教育委員会に通報致しましたところ、以下の回答がありました。(要旨)

 当該看板は駐車場西側入り口に建てられていたが、昭和50年設置のもので片側脚部が腐食し、折損したため2006年冬に取り外して仮置きしている。 本来であれば破損説明板は速やかに処分し、新設すべきところ、昨今の財政状況はそれを許す状態ではないため、補修しての短期的再利用を考えており、不可能であれば近々に処分する。

 なお、同城跡については、3ヵ年計画での内容確認調査を行っており(2007年度が最終年度)、2008年度末には今までの成果を集成した本格的な調査報告書にまとめる予定である。 当該看板に表記の全体図や説明内容も、この調査結果からの新たな事実を盛り込んで、できれば史跡整備にあわせて本格的に立て替えたいところであるが、いまだ未指定・未整備であるため、すべて私有地であることから、見学できる場所も限られるという制約があり、来訪した方々にはご不便をおかけしている。

城跡における発掘調査により遺構・遺品が様々に確認されたことから、今後、城跡の史跡指定等に向けての措置がなされるものと見込まれております。 我々としても、城跡の調査が順調に進み、史跡としての整備がなされ、その成果としての立派な案内板が出来てくることを心待ちにするものであります。

(添付写真)

棟峰城跡の標柱
特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2007-06-12、更新---
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