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名称 造海(百首)つくろうみ(ひゃくしゅ)城(幕末は台場)
所在地 富津市竹岡字城山
アクセス方法 国道127号線を南下した場合、竹岡トンネル手前で左手に入り、灯籠坂大師の所から山に入る。大師の社殿から徒歩7分程度で城域の中央部(第4曲輪下)に到る。
周辺の目標物 灯篭坂大師入口トンネル手前左手に見える白いアーチの下を潜って灯籠坂に到る。
登城口 灯篭坂大師石段を登って大師の社殿前を進み、その先から海側に進む山道に入る。
現状 平坦面が残るが整備状態は悪い。西端の第7曲輪には幕末期に竹岡台場として使われた際の砲の掩体用の土塁が残る。
現況写真 第5曲輪第5曲輪の平坦面は比較的見通しが良い。
図面等 台場時代の土塁標柱、案内板等は存在しなかった。なお、参考までに台場時代の土塁の写真を載せる。
歴史 16世紀前半には真里谷武田氏の支城として存在していた。後に里見氏配下の正木氏の城となり、北条氏滅亡まで里見氏の前線拠点として維持され、その後廃止された。なお、幕末に城域の大半を竹岡台場とその関連施設として用いたため、戦国期の遺構は判別し辛いとされている。(千葉城郭研究会『図説 房総の城郭』(国書刊行会)
踏査日 2007-03-10

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2007-03-14、更新---
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