名称 |
河越館 |
所在地 |
川越市上戸207ほか |
アクセス方法 |
東武東上線霞ヶ関駅を下車。駅の北口を進み、標示に従い右折(東進)。上戸バス停からゴルフステーション・ブロスペの先に進んだところにある常楽寺一帯が館跡である。駅から徒歩10分程度。 |
周辺の目標物 |
駅前の道を北進すると案内板があるのでそれに従い東進する。 |
登城口 |
ゴルフ場のネットの先に説明板が建ち、常楽寺が見える。 |
現状 |
常楽寺一帯が館跡であるが、寺の西北側に土塁が顕著に残る。国指定史跡 |
現況写真 |
寺の西北側の残存土塁。調査時は、周辺の発掘調査中であった。 |
図面等 |
現地に図面はないが、道路沿いに説明板がある。境内にも同様の説明板がある。 |
歴史 |
鎌倉時代から室町時代にかけて栄えた武蔵の豪族河越氏の館である。応安元年(1368)の同氏没落の後も館は何らかの形で使われたとされ、特に、明応3年(1494)から永正2年(1505)にかけての山内上杉氏と扇谷上杉氏との河越城を巡る戦いでは、山内上杉氏はこの地に長期に亘って陣取ったとされている。現存の土塁は、その際に構築・補強された可能性が高いとされる。(梅沢太久夫「中世北武蔵の城」(岩田書院、2003年)) |
踏査日 |
2006/12/30 |