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名称 蔵王堂ざおうどう
所在地 長岡市西蔵王2−6−19
アクセス方法 現況は金峯(きんぽう)神社に隣接する蔵王権現の境内なので、同神社を目指す。バスだと北長岡車庫前下車徒歩5分。
周辺の目標物 車で行く場合は金峯神社の鳥居を目標とする。鳥居周辺に駐車スペースがある。車で行く場合は金峯神社の鳥居を目標とする。鳥居周辺に駐車スペースがある。
登城口 金峯神社本殿西側の外、城跡南側も寺院としての入口がある。金峯神社本殿西側の外、城跡南側も寺院としての入口がある。
現状 城域は東半分が残り、東側と南側半分の土塁・堀が残存する。残った遺跡の保存状態は良い。市指定史跡。
現況写真 東から見た残存土塁の南東角部分東から見た残存土塁の南東角部分
図面等 堀の近くに立っていた案内板。城・神社の旧状を示す大きな案内板は本殿前にある。堀の近くに立っていた案内板。城・神社の旧状を示す大きな案内板は本殿前にある。
歴史 南北朝期から戦国期にかけては、古志長尾氏の城であった。慶長3年(1598)に堀秀政を春日山城に入ると、ここには弟親良が入城し、親良隠居後はその養子の後見人として堀直竒が蔵王堂城へ入った(城跡に像がある)。
慶長15年(1610)の堀氏は改易後は、松平忠輝の支城となるが、同氏の所領没収後は、再度堀直竒が蔵王堂城8万石を領知する。しかし、城郭立地が信濃川沿いで危険とされたため新たに南方に長岡城が築かれ本城は廃止された。
踏査日 2006/08/05

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2006/08/08、更新---
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