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名称 森寺(湯山)もりでら(ゆやま)
所在地 氷見市森寺字城山
アクセス方法 県道18号線森寺交差点から北に進む。城跡までいくつか標示が出ており、迷うことなく城址に至る。
周辺の目標物 北西から見た森寺交差点。写真左側に「森寺城跡」の標示が見える。北西から見た森寺交差点。写真左側に「森寺城跡」の標示が見える。
登城口 登山口の駐車場に詳細な図がある。ここから徒歩10分で本丸に至る。登山口の駐車場に詳細な図がある。ここから徒歩10分で本丸に至る。
現状 本丸、二の丸、その周辺の曲輪は整備されており、越中の中世城郭としては珍しく石積みも何カ所か残っている。踏査に赴いたところ、駐車場に草刈り等のための地元ボランティアと思しき方々が10数名いて、城跡についてのパンフレットも戴いた。氷見市当局を中心に城跡保存・町おこしの指向がかなり強いと拝察される。市指定史跡。
現況写真 東から二の丸・本丸平坦面を臨む。夏草も刈られていて状況は良い。東から二の丸・本丸平坦面を臨む。夏草も刈られていて状況は良い。
図面等 二の丸にある図面。城の周辺の整備状況が分かる。二の丸にある図面。城の周辺の整備状況が分かる。
歴史 森寺城は歴史的には湯山城として記載されていることが多い。城は能登守護畠山氏が越中への進出の前進拠点として築いたもの考えられている。その後、越中・能登の国境の城として重きをなすが、天正13年(1585)に前田氏が越中を領すると、能登・越中の領主が同一となったため、重要性が薄れて廃止されたと考えられている。
踏査日 2006/08/07

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2006/08/08、更新---
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