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名称 小幡おばた
所在地 茨城町小幡城之内
アクセス方法 県道18号線で秋葉の集落から西に進んで古宿を目指す。古宿集落の西北の山が小幡城である。南下する場合は、寛政川を渡ったところにある青の集落標示(目標写真参照)が目標である。ここを右折すると民家があり(登城口写真参照)その少し先に小幡城の駐車場と案内板が立つ。城域は広大で、堀底への上り下りもあるため、くまなく見ると数時間を要する。
周辺の目標物 集落標柱寛政川を渡ったところにある集落の標柱。ここから右手に曲がる。
登城口 駐車場方向寛政川に架かる橋から見た小幡城の駐車場方向。民家の直ぐ先に駐車城がある。
現状 林となっているが、主郭や堀は整備されている。要所に案内板も立つ。土塁・空堀は雄大で、県内随一の中世城蹟との指摘は尤もである。町指定史跡
現況写真 主郭主郭とされる曲輪の平坦面と土塁
図面等 駐車場の案内板駐車場にあった案内板。城内には案内板がいくつか立っている。
歴史 小幡氏の城を後に江戸氏が奪って支配していたとされるが築城主を小幡氏あるいは江戸氏とするには、築城技術が高すぎるという指摘もあり、築城経緯は不明である。経歴の不明さもあって、これだけの史跡でありながら県指定には至っていないようで、そうした意味からも一層の調査が望まれるものである。
踏査日 2006/03/25

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2006/03/28、更新---
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