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名称 高祖山たかすやま
所在地 前原市高祖の高祖山山頂
アクセス方法 山の西に当たる高祖神社の社殿南西にある駐車場から本丸まで1300m(徒歩45分)。登山道の整備状況は良い。東側の野外活動センターからのアクセスの方が便利が良いかもしれない。
周辺の目標物 山の西からの登山の場合は高祖神社を目指す。
登城口 登山道の標示は明確なのでそれに従う。
現状 頂上にある其々が南北100m程の下城と上城(本丸)、それらを繋ぐ同じく100m弱の郭群である。これらは整備されており、本丸についてはある程度展望が利く。本丸の北側の斜面下には郭群とそれを取り巻く石垣や竪堀・土塁が、上城の南西側の斜面下には郭と石垣があるが、こちらは大分荒れている。
現況写真 本丸平坦面を南より望む。本丸平坦面を南より望む。
図面等 案内板はあるが図面はなかった。
歴史 麓にある古代城郭の怡土(いと)城の土塁を利用して建長元年(1249)に原田種継が築いたといわれている。天正15年(1587)に小早川隆景の1万の軍勢に包囲され、落城し廃止された。(広崎篤夫「福岡県の城」(海鳥社、1995年)
踏査日 2005/12/09

特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2006/10/19、更新---
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