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城塞史跡協会について
調査報告
活動報告
名称
毘沙門岳(別所)
(
びしゃもんだけ(べっしょ)
)
城
所在地
久留米市御井町の高良森林公園内
アクセス方法
公園駐車場のすぐ上に城跡があり、標示に従えば5分程度で本丸部分に至る。
周辺の目標物
高良森林公園の駐車場を目指す。
登城口
駐車場から標示に従い公園内の遊歩道を進めば良い。
現状
幾つかの平坦面と土塁、堀切が残っている。
現況写真
本丸平坦面は綺麗に整備されている。
図面等
縄張り図が立っていた。(2022.1.10確認)
歴史
高良山系にある城郭群の中枢であり、延文4年(1359)に菊池武光が懐良親王をこの城に奉じたことから南北朝期には利用されていたことが分かる。高良山は戦国期に大友宗麟がしばしば軍事活動の拠点とし、後に豊臣秀吉も島津氏との戦いに際しては高良山に布陣しているから、常設・仮設は別として、軍事的要地としての城の命脈は天正15年(1587)までは保たれたと考えられる。(
広崎篤夫「福岡県の城」(海鳥社、1995年)
)
踏査日
2005/12/12
特定非営利活動法人城塞史跡協会
作成2006/10/19、更新2022/1/23
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